まな
この記事はまんがだけ見てもらえれば、
「クリッピングマスク」と「透明ピクセルをロック」の使い方がわかるように描きました。
くり
文章は読み飛ばしてもらって、大丈夫です♪
マスクの使い方(クリッピングマスクと透明ピクセルをロック)
「クリッピングマスク」と「透明ピクセルをロック」は、デジタルならではの技である「マスク」の1つです。
「マスクをする」というのは、絵を消してしまうのではなく隠しておけます。マスクで隠すと覚えるといいと思います。
はみ出さずに色を塗るには1(下のレイヤーでクリッピング)
よく使う場面として、影や光を付けたい時に使います。はみ出さないのでとても便利で、はみ出しの修正の手間がなくなります。
手順
- 色のついたレイヤーの上にラスターレイヤーを作ります
- 作ったラスターレイヤーを選択します
- レイヤーパレットの上のほうにある、「下のレイヤーでクリッピング」をクリックします
- 作ったラスターレイヤーに色を塗ります。はみ出さずに描くことができます
- 解除するには、もう一度「下のレイヤーでクリッピング」をクリックします
はみ出さずに色を塗るには2(透明ピクセルをロック)
こちらでもクリッピングマスクと同じことができます。
手順
- 色のついたレイヤーを選択します
- レイヤーパレットの上のほうにある、「透明ピクセルをロック」をクリックします
- 色のついたレイヤーに書き足します。今描かれている部分からはみ出さずに書き足せます
「下のレイヤーでクリッピング」と「透明ピクセルをロックの違い」
「クリッピングマスク」はレイヤーが増えます。ですが、元の絵を残しておけるので後で簡単に修正することが出来ます。
「透明ピクセルをロック」はレイヤーは増えませんが、元の絵に直接マスクをして、元の絵の上に直接描くことになります。「透明ピクセルをロック」を解除しても、絵は元には戻りません。
後で修正をするかもしれない時、絵をそのまま残したい時は「クリッピングマスク」にしておくといいと思います。
色トレスをしたい
クリスタでの色トレスとは、主に線画に色を付けることを言います。
線画が絵に馴染み、柔らかい印象にできます。
方法は色々ありますが、ここではクリッピングマスクを使った簡単なやり方を説明します
手順
- 線画のレイヤーへ、「下のレイヤーでクリッピング」か「透明ピクセルをロック」でマスクします
- 線画の色を変えたい場所を塗ります(近くの色より濃い色で塗ると良いようです)
クリスタのマスクって便利!
くり
クリスタの「マスク」って
本当に便利だねっ
まな
はみ出しを気にせずに塗れるのはいいよね!
いくつもの「クリッピング」を重ねることも
できるから試してみて!
くり
「色トレス」も
絵の雰囲気が柔らかくなって、いい感じ♪
まな
人物なら、肌や薄い髪の毛の線画を
色トレスするといいかも。
部分的に色を変えるのもキレイだよ!