【クリスタ初心者16】「図形」の使い方は？おすすめの「投げなわ塗り」のコピーって？

「図形」→「直接描画」の簡単な使い方

サブツールの「図形」を開くと、「直接描画」「流線」「集中線」とありますが、今回は「直接描画」の中から、丸や四角などよく使いそうな図形と、「投げなわ塗り」について説明します。

ツールプロパティが大事！

まずは、何かの図形を選択して、「ツールプロパティ」を見てみてください。

「縦横指定」は、チェックを入れることで、まん丸や正方形を描くことができます。

「確定後に角度を調整」にチェックが入っていると、長方形などをドラッグで描いた後、ペンを浮かして図形を回すことで、角度を変える事ができます。もう一度クリックすることで確定するのですが、動くのが嫌だと感じたら、チェックを外しておくといいと思います。

図形を上手に扱うためには「ツールプロパティ」を見ることが大事です！ここから様々な変更ができます。図形によって変わるので、その都度確認してみてください。

直線

サブツール「直接描画」→「直線」

まっすぐな線が引けます。

キーボードのshift（シフト）を押しながら描くと、画面に対して、直角やななめに線が引けます。

※ちなみに、「図形」を使わず、他のペンや筆などでも、キーボードのshift（シフト）を押しながら描くと、直線を引くことが出来ます。ちょっとした線を引くときなど便利に使えます。

長方形

長方形は、「ツールプロパティ」から変更することにより、様々な四角が描けます。

正方形は、キーボードのshift（シフト）を押しながら描くか、「ツールプロパティ」の「縦横指定」にチェックをすることで描けます。

楕円

楕円のまん丸は、キーボードのshift（シフト）を押しながら描くか、「ツールプロパティ」の「縦横指定」にチェックをすることで描けます。

多角形

多角形では、三角や六角など色々な多角形を描くことができます。

三角を描きたい時は、「ツールプロパティ」の「＋図形」の「＋」をクリックしてみてください。「多角形の頂点数」と出てくるので、3にするとさんかくが描けます。6にすると六角形が描けます。

投げなわ塗り

「投げなわ塗り」はとても便利に使えると思います。例えば、影など塗りたい時に、「透明ピクセルをロック」や「クリッピングマスク」をかけたレイヤーで、マスクされた場所は、はみ出しを気にせず塗ることができます。

投げなわ塗りのコピーを作る

「サブツール」のコピーで、便利に使える、消す投げなわと、乗算で影をつける投げなわをご紹介します。

「消す投げなわ」手順

1. 「サブツール」の「投げなわ塗り」を選択します
2. 「サブツール」の右下にある真ん中のアイコン「現在選択されているサブツールのコピーを作成します」をクリックします
3. 「サブツールの複製」パレットが開くので、名前などを変更し、「OK」をクリックします。（「アイコンの背景色」はアイコンの色になります）
4. 「ツールプロパティ」の「合成モード」の右枠の中をクリックし、「消去」をクリックします。

※消す時、消しゴムよりも、細い線と広い面で選択できるので、便利に使えると思います。

「乗算で影をつける投げなわ」手順

1. 上と同じやり方で 3．のコピー作成までします
2. 「ツールプロパティ」の「合成モード」の右枠の中をクリックし、「乗算」をクリックします。

※使うときは色のついたレイヤーに直接使います。

※影をつける時「マスク」をしていると、はみ出ても気にならないので便利だと思います。

いろいろな図形の描き方を覚えよう！