この記事はまんがだけ見てもらえれば、
「ベクターレイヤー」の事がわかるように描きました。
文章は読み飛ばしても大丈夫なんだね♪
ベクターレイヤーの特徴
ベクターレイヤーは、使い慣れるととても便利なレイヤーです。主に線画として使われます。
ベクターレイヤーは、制御点(白い点)を使い描かれています。見た目はラスターレイヤーと変わりません。
便利なレイヤーではありますが、慣れないと使いにくいので、すべてラスターレイヤーで描いても問題はありません。
使う理由としては、編集や調整をするときに便利に使えるからです。
ベクターレイヤーの短所
ベクターレイヤーの短所としてはこのような事があります
- 消しゴムで消すと制御点が動き、線が曲がってしまう
- 色を塗りつぶしたり、ぼかしたりの加工が出来ない
- 制御点を記録していくので、ラスターレイヤーと比べるとデータが重くなる
ベクターレイヤーの長所
ベクターレイヤーの長所は編集に強いところです。
絵を大きくしたり小さくしたりを繰り返しても、ラスターレイヤーのようにギザギザせず、元の絵を保つことが出来ます。
ベクターレイヤーの修正
ベクターレイヤーの修正は、ツールの「線修正」→サブツールで、いろいろな修正をすることが出来ます。
描いた線を動かしたり、太さや線自体を変更したりと、とても便利です。
ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変えるには「ラスタライズ」をします。
「ラスタライズ」したいレイヤーを選択して、レイヤーパレットの三本線をクリックするか、液タブペンのボタンを押します。
レイヤーはラスターレイヤーになり、データが軽くなったり、加工が自由に出来るようになります。
反対にベクターレイヤーに変更しようとすると、線が荒れるので、加工したい時やデータを軽くしたい時以外はあまりおすすめしません。
ベクターレイヤーを使うコツは?
プロの漫画家さんでも、
すべてラスターレイヤーで描いてる
っていう方もいるよ
ちょっとだけ消したいのに、
ぐにゃってなっちゃうもんね。
ベクターレイヤーを使うコツは、
ぐにゃってなるのを、あまり気にしないことかもっ
そっかー。
勢いよく描いて調整したい人には、
便利かもしれないね